Titanium – Racing

The Sydney 43 ELEKTRA sailing upwind with Black Titanium main and jib.

Uk Sailmakerは30年ほど前にTape-Drive® 構造メソッドをもつロードパスセイルを開拓しました。ロードパスセイルにおいて空力の負荷がセイルクロス（通常マイラーのフィルムかスキン）とシームからセイルの各コーナーを間を走る高強度ヤーンの束へと流されていました。

Titanium®セイルにはセイルの3コーナー間を途切れず走っているカーボンヤーンのグリッドがあり、これらのヤーンは2層の3Dシェイプフィルムの間にラミネートされます。 作る過程において軽量化とカーボンヤーンが脆くなるのを防ぐために、グルーを使わずドライの状態でヤーンを引きます。

更に、 ヤーンを糊でコーティングしないことにより軽くなり、より柔軟、より耐久度があがり(15～30％）、フォアデッキが楽になりシェイプの劣化や破れてセイルを買い替える回数が減るでしょう。

アウターマイラーはすべての層を保護して一まとまりにしてくれる外皮の役割になります。外側は光沢がありウォータープルーフで、内側はコポリマーコーティングによってブラックあるいはグレーPETスキンは粘着性を持っており、最後のラミネートが完了するまでヤーンをあるべき場所に留めてくれます。

PETスキンがこのサンドウィッチのカギとなっています。たったの1.3マイクロメートルの厚さで非常に強い。PETはプラスティックボトルやお札に使われることで知られており、試しにこれらを引き裂いてみてください。太陽光と５０℃の熱では影響を受けず、類似のマテリアルの様に縮みさえしません。

フィルム－ヤーン－フィルムのレイヤーは可変形態熱成形機に置かれ真空下、１気圧でワンピースにUVおよび熱接着されます。コポリマーがカーボンファイバーの周りに解けることにより、各パーツ個々の強度よりかなり強度が上がります。

A Titanium mainsail on a J/109.