S4 Medium/Heavy Runner – Racing Spinnakers

S4 Medium/Heavy Runner – Racing Spinnakers


アパレントウィンドアングル 110‐170度

アパレントウィンドスピード 14‐30ノット

ミッドガース フット長の95‐100%

ガースは深め、ショルダーは減る

0.9‐1.5オンス


S4は強風でS2ではリスクを負う可能性がある場合のダウンウィンド用です。このセイルはパワフルなランニングシェイプですが、S2よりガースが狭くフットが短くおよそ10%小さい。

構成方法がスピンネイカーの肝となります。UK Sailmakersが使うパネル配置方法はクロスの繊維とプライマリーロードパスが合うように方向づけられた細いパネルが特徴的なラジアルレイアウトで、マトリックスと呼ばれています。これが歪みを減らし、セイル自体の重さに強くする最も効率的な方法です。

各パネルは滑らかなラウンドセイルをつくるために四辺がかたどられます。セイルは汎用性が高いため、歪みなくシェイプを保たせる必要があります。歪みはクローズリーチングの時に最も顕著に現れます。一般的なナイロンクロスでつくられたスピンネイカーは真ん中が伸び、リーチがタイトになるかフックしやすくなりパワーの減衰、抵抗の発生、ヒール量を増幅させる原因となります。重すぎる生地を使わずに歪みを防ぐ唯一の方法はSuperkoteあるいはAirxの名前のもとで作られた高性能スピンネイカークロスを使用することです。これらの素材は一回り重いスタンダードナイロンの強度を持っています。

Both photos show the Farr 52 BEAR OF BRITAIN. On the LEFT she is sailing with her S5 flown from the hounds and on the RIGHT she is flying her S4 from the masthead. Notice how much smaller the S5 is.

A Beneteau First 36.7 blasting downwind with an S4.